パニック発作とは?

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パニック発作を知る

パニック発作とは、様々な不安障害が引き起こす、身体症状を伴った発作の事で、パニック障害に限った症状ではありません。大概の不安障害からおこるパニック発作には、なんらかの特徴に結びついた原因があり、その条件を満たしたときに、発症するものです。 例えば、PTSDと呼ばれる外傷後ストレス障害は過去のトラウマなどを思い出したときに発作が起こったり、特定の恐怖症と呼ばれる不安障害は、高所恐怖症だったら高い場所で、クモ恐怖症だったら、目の前にクモが出てきたとき等に発作が起こる、といったことです。 しかし、パニック障害におけるパニック発作には、こういった理由が見当たらないというのが特徴になります。

パニック発作の症状

パニック発作の主な症状を実際に発症された方の表現をお借りして説明すると、
・全身で心臓の鼓動を感じ、破裂しそうなほど激しくバクバクと鳴り、それが凄いスピードで上昇してくる。
・真冬の屋外で、尋常では無いほどの汗が全身から噴出してくる。
・てんかんではないかと疑うほどの激しい全身の痙攣が襲ってくる。
・吸っても吸っても空気が肺に入らず、息の吸い方が分からなくなってしまったような感覚に陥る。
・目の前が真っ暗になり何も見えなくなって、自分がこの世界にたった一人になってしまったような、壮絶な孤独感を感じる。
など、非常に激しい内容になっており、これによりさらにパニックに陥るといった悪循環を生み出すというわけです。

発症してしまったら?

では、もし実際にパニック発作が起きてしまった場合、どうすればよいのか。答えは非常に簡単であり、難しくもあります。  まず、落ち着いてください。そして知ってください。パニック発作によって実際に窒息して死んだ方は一人もいません。脳が錯覚しているだけです。そうは言っても、実際は本当に突然に起こることなので、冷静でいることはとても高度な要求になってしまうので、これが難しくもあるといったことの理由ではありますが、そのことさえ覚えていれば、たとえある日突然、自分の身にパニック発作が起こったとしても、知っている人と、知らない人の症状の差は歴然で、必要以上に動揺することは無いでしょう。また、パニック発作で理性を失ったり、気が狂うこともありません。しっかりと自我を保つ事ができますし、自分のとった行動をはっきり覚えています。思考の回路も平常です。ですから、安心して発作が治まるのを待ってください。例えば、それが大勢の人がいる場面で起きてしまい、恥ずかしい気持ちから、その場から早く立ち去りたいと我慢をして動こうとする事もよくありません。車などの運転中であれば、安全な場所に移動して時間を置いてください。こういった措置が、広場恐怖などの併発も防ぐ事ができるのです。