予期不安とは?

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パニック発作を繰り返し起こすと、発作が起こった時の恐怖が忘れられず、次はいつ起こるのだらうといった不安に苛まれます。この不安が常に続いている事を、予期不安と言い、まだ起こっていない発作を想像して思い悩み続けてしまいます。
その不安がさらなる発作を引き起こすといった、非常に過酷な悪循環に陥ってしまうのです。特にパニック障害では、何の前触れも無く恐ろしい症状が次々と襲い掛かってくるため、その恐怖は、当人でなければ計り知れないものであることは間違いなく、一度パニック障害の発作を起こした患者は、ほとんどといっていいほど、この予期不安に悩まされるといいます。
常に死の恐怖を感じながら生活をしなければならないことを考えるととても深刻な症状で、一刻も早く、治療に取り掛からなければ、いつまでもこの負の連鎖から抜け出す事ができません。 ただし、この症状には程度が様々で、ふとした時に頭を掠めるくらいのものから、四六時中付きまとって仕事も手につかない、睡眠も十分に取れないといったものまで、人によって大きく違います。しかし、軽度だからといってそのままにしておくと、発作を繰り返すうちに慢性化し、症状が酷くなってしまうケースも少なくないので、早めの診療を強くお勧めします。